こんにちは、細川です！

このブログでは実際に行った施工をご紹介させて頂きます。

本日は電気室工事、高圧ケーブルの更新及び配管工事の施工についてご紹介します。

施工概要

大阪の雑居ビル様にて、高圧受電をしている電気室の機器改修、高圧ケーブルの更新及び配管工事を施工させて頂きました。

今回改修していく機器です。PAS、PC、Tr(単相、三相)、SC、低圧分電盤、etc…

既設の高圧変圧器は古く、据付が固定されておらず、壁に倒れかかっており、危険な状態です。

既設の高圧ケーブルです。かなり古いケーブルになっており、取替必須でした。

電気室内の機器を撤去します。

フレームを残し、電線や碍子、ほぼ全ての機器を撤去していきます。

低圧盤、高圧進相コンデンサ、高圧変圧器も撤去します。

新設機器を取り付け、配線していきます。

碍子、PC等を取り付け、配線していきます。

新設の高圧変圧器、高圧進相コンデンサを据え付け、配線を接続していきます。

新設のLBSを取り付け、GRと連動して地絡した時はトリップするようにしました。

低圧分電盤を作製し、据え付け、配線を接続していきます。

外線の引込み用の配管を取り付け、高圧ケーブルを入線していきます。

端末処理をし、受電設備へ接続します。

保安協会の竣工検査を受け、受電し完了です。

今回の注意点

今回の現場はオフィス街で、人通りがあるので歩行者等の安全を考慮し、夜間に重量物の搬入をしました。

また、屋外の配管取り付け、ケーブルの入線作業にて、道路の幅が狭く高所作業車が使えないので仮設足場を使用する作業となりました。

現場の環境に応じ、最善の施工方法で工事させていただきました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。